リベラルの限界 2016 2 20

 今週のニュースでは、
中国が南シナ海の西沙諸島に、
地対空ミサイルを配備したことが報道されています。
 一方、北朝鮮においては、今年に入ってから、
「水爆実験」に「弾道ミサイル」というニュースがありました。
 みんな焦っています。
弱腰外交のオバマ政権の任期が残り少なくなっているからです。
 独裁国家や強権国家は、
「大統領選挙で、共和党の保守派が政権を取ったら、大変なことになる」と考えているわけで、
オバマ政権が続いている限り、
独裁国家や強権国家にとって、「書き入れ時」、
つまり既成事実を積み上げるチャンスです。
 2001年に発足したブッシュ政権においては、
「ABC政策」が行われました。
つまり、「Anything But Clinton」(クリントン以外ならば何でも)という政策です。
 そういうわけで、多くの独裁国家や強権国家は、
「オバマ政権を継承する」と言っている、
ヒラリー・クリントン政権が誕生することを願っていますが、
今の状況からすると、予断を許さない状況です。

川柳の日米関係 2014 1 4

2013年12月22日の日本経済新聞Web版には、このような記事がありました。

「倍返しできぬ甘ちゃん大統領」
 2013年を振り返る「世相川柳」に、こんな作品があった。
倍返しできない「甘ちゃん大統領」は、だれか。
オバマ大統領らしい。
(引用、以上)
 2013年の人気テレビドラマ「半沢直樹」では、
主人公である半沢直樹が、
「倍返し」という「2倍の報復」を示唆するセリフを言うことによって、
強い相手に対して、抑止力を発揮するという場面がありました。
 このテレビドラマは、
いつの間にか、中国に「輸入」され、
中国においても、人気ドラマとなりました。
 事態は、深刻です。
このような川柳が、外交関係者によって作られたならば問題ありませんが、
日本の庶民が作ったとなると、事態は、深刻です。
 日本の有権者は、とっくの昔に、
オバマ大統領の本質を見抜いていることになります。
 温厚な日本人が、オバマ大統領を「甘ちゃん大統領」だと思っているならば、
当然、中国では、多くの人民が、そう思っているでしょう。


















































































トップページへ戻る